名人和牛のような美味しいお肉の見分け方は?
以前御社が卸販売している「名人和牛」をいただいたことがあり、あまりの美味しさに感動して、美味しさの秘密がオレイン酸であることも理解できました。 それ以来横浜の友人に頼んで、御社の和牛を定期的に送ってもらっているのですが、頻繁に手に入れることもできなくて、それでも週に1度は美味しい和牛を家族で食したいと希望しているのですが、お肉屋さんやスーパーで美味しいお肉を選ぶ時に、何かポイントがあれば教えて欲しいので、どうぞためになるアドバイスをよろしくお願いいたします。 |
色やドリップなどを確認して美味しい和牛を選びましょう。
市販されている美味しい牛肉を見分けるには、いくつかのポイントがあります。 見た目でも美味しいお肉が見分けられるという方も多いようですが、それはお肉の色で自然に識別できているからです。 牛肉は白に近い赤いお肉が美味しいとされていて、その理由は若い牛の肉ほど淡い赤色をしていて、体調が良くない牛や、老牛の肉が濃い赤色になるからです。 もちろん味覚は人それぞれなので、一概にどちらが美味しいとは言えませんが、一般的に「鮮紅色」と呼ばれるピンクっぽい色の牛肉の方が良質として取り扱われています。 スーパーでパックに入れられて販売されている際に、赤い血のような液体がその中に溜まっていることがありますが、これは牛肉の旨味成分のドリップで、それが出ていないものを選ぶのも美味しい牛肉選びの大事なポイントです。 お肉自体の色以外にも、脂肪の色を確認することも大事なポイントで、良質な脂肪は口当たりに大きな影響を及ぼします。 脂肪もできるだけ白に近い乳白色が良く、黄色に近い場合は品質が落ちている証拠です。 脂肪に関しては固くて厚くないものを選ぶこともポイントです。 サシの入り方も美味しい和牛を見分ける大事なポイントで、サシの入り方がきめ細かいほど良質で、脂身と赤身の境界がハッキリしているお肉を選びましょう。 |