卸業者を選ぶ大事なポイントとは
飲食店を経営するのですが、美味しいお肉を提供するのが大きなコンセプトです。ゆくゆくは全国展開したいと思っていて、そうなると経営に専念することになると思いますが、初めは私も料理人として厨房に立って指揮をとり、まずは一号店を成功に導かなくてはいけません。
お店を成功させるための大切なことはいろいろありますが、美味しいお肉を提供し続けるためには仕入先である卸売業者選びがとても重要になります。
ズバリ、卸業者を選ぶ大事なポイントについてご指導いただけるよう、どうぞよろしくお願いいたします。
供給量が安定していることも大きなポイントです
お店を運営するためには、仕入れの他にもさまざまな諸経費がかかります。それらをすべて把握しないとそもそも利益の計算ができません。
お店を維持していくためには、なるべく赤字を出さないようにして黒字を出し続けなければいけません。毎月の必要なコストをきちんと計算したうえで、仕入れにかけられる予算を決めましょう。
予算を決めたらそれに合わせて仕入れをすればよいわけですが、仕入先を選ぶときには価格が適正かどうかを見極めることが重要となります。
いくらでも予算をかけられるなら品質だけをチェックすればよいですが、メニューなどの設定価格に見合っていて、できるだけ品質の良い商品を見つけることはそんなに簡単なことではありません。自分できちんと見極められないなら、目利きの人に確認してもらいましょう。
そのときだけ品質が良い商品を提供するのではなく、継続して安定した品質を維持してもらえなければ、お店の評判を下げてしまうことにもなりかねないので、その点も仕入先選びでは大事なポイントになります。
また、仕入れの量が増えたときでもそれに対応できるかも重要になります。供給量が安定していないようなところと取引すると、後から大変なことになってしまいます。
プランに柔軟性があることも、仕入先選びでは大事なポイントです。
価格や安くて品質も良く、供給量が安定していても、業者から決まったセットしか仕入れることができないと、材料が余ってしまい、それを廃棄せざるを得なくなってしまいます。そのようにならないように、柔軟な対応をしてもらえる仕入先を選択しましょう。