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Q

卸価格をできるだけ安くする方法とは

質問 私は小学生のときから勉強が苦手で、中学生のときにはすでにこのままだと良い大学に進学できずに人生の敗者になってしまうと考え、どうすればそれを回避できるか自分なりによく考えて、中学を卒業するときには料理人になることを決めていました。もちろん、そのときは自分のお店を持つことまでは考えていませんでした。
高校に入学してからはすぐに料理を覚えるために飲食店でバイトをはじめて、高校3年間でいろいろな料理を研究して、高校を卒業した後は料理の専門学校へも行き、その後はいろいろな飲食店で修業を積んできました。
それからちょうど10年が経ち、腕にも自信が持てるようになったので、思い切って自分のお店を持つことに決めました。
お店の経営については勉強不足かと思いますが、これまでいろいろな職場で今は独立して成功している料理人の先輩にたくさん出会い、より良い仕入先を見つけることが事業を成功させるカギになることは教わってきました。
美味しい料理を提供する自信はありますが、やはり利益を出すには仕入れが大事だと思うので質問させていただきます。ズバリ、卸価格をできるだけ安くする方法を教えてください。

yajirusi

A

メーカーや生産者から仕入れる方法もあります

ご存知の通りに、飲食店で利益を出すためには材料の仕入れ値をできるだけ安く抑えることが必須となり、より良い食材を安く仕入れることができれば競争相手にも勝てる確率を高めることができます。飲食店経営に限らず、商売では仕入れが命とも言われています。
仕入先は一昔前には卸業者が一般的でしたが、最近では直接メーカーや生産者から仕入れる方も増えています。その要因になったのがインターネットも普及だとされています。
今ではインターネットを利用して情報を集めると、自分の欲しい食材を安く仕入れることも十分に可能となっています。ただし、それだと他の経営者にも真似をされてしまうため、より良い仕入先を見つけるためには、自分の足を使い仕入先まで直接出向いて交渉するのがベストだと言えます。
ただし、個人経営の小さなお店では、大手企業などと比べるとどうしても一度に仕入れる食材の数が少ないため、直接メーカーや生産者から仕入れられたとしても仕入れ価格が高くなるケースも多いです。
そのため、場合によっては問屋や卸業者を利用した方が安く仕入れられます。ただし、初めて問屋や卸業者と取引するときには安過ぎる卸値にも注意が必要です。仕入先の中にはサンプルよりも品質が劣った食材を納品してきたり、取引がはじまりしばらして値上げに踏み切ったりしてくるような業者も少なくありません。

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