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Q

仕切り価格と卸価格の違いとは?

質問 就活に失敗して希望していた企業に就職できずに3年間契約社員として働いてきました。
どうしてもクリエイティブな仕事をしたくて、その間も正社員として勤務できる職場を見つけてエントリーはしていましたが、面接まではいっても採用されることはありませんでした。
このままではずっとお金に困った生活を送らなければいけなくなるので、クリエイティブの仕事に就くことは諦めて収入が良さそうな会社をピックアップして複数社にエントリーしてみると、ようやくその中の1社から正社員として雇用してもらうことができました。
流通業界ですが、上手くいけば広告宣伝などのクリエイティブに関連した仕事もさせてもらえる可能性もあるので、一生懸命頑張ろうと思っています。
まだ入社したばかりですが、これまで経験したことがない業界で、聞きなれない言葉がいろいろ出てきて困惑しています。
聞きたいことは、仕切り価格と卸価格の違いについてです。価格に対していろいろな用語が出てきて、定価が何かもよく分からなくなっています。上代や下代という言葉の意味も理解できていないので、素人にも分かりやすく教えてもらえると嬉しいです。

yajirusi

A

仕切り価格は卸売業者に販売する価格です

まず、仕切り価格といのはメーカーから問屋などの卸売業者に販売する価格のことを指し、他にも「仕切り」「仕切り値」などと呼ばれています。
例えば、メーカーが問屋に定価20,000円の商品を10,000円で直接販売した場合は、10,000円が商品の仕切り価格になります。
定価とは、生産者があらかじめ定めた小売価格です。仕切り価格は、生産者からの「出荷価格」であり、生産者側で商品の製造原価にメーカーの販売経費と利益を加えた価格となります。
仕切り価格は、流通経路が進むにつれて卸売価格や定価などに呼び方が変わっていきます。販売と購入を繰り返すごとに各業者の利益が上乗せされることから、商品の価格が高くなっていきます。
卸価格とは、卸売業者が小売業者に販売する価格のことです。小売業者から見ると、卸売業者から仕入れる価格が「卸売価格」であり、「卸価格」や「卸値」とも呼ばれます。
上代とは、定価やメーカー希望小売価格を指していて、商品の販売価格という意味です。
下代とは、卸売価格や仕入れ価格のことで、例えばメーカーから直接仕入れを行う場合の下代は仕切り価格になります。
これらは流通業界の専門用語で、昔の商習慣で使われてきた言葉です。

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